繊維専門商社の丸眞株式会社が「本当に必要なものが必要なところに届けられているのだろうか?」という問いかけから、河東梨香をアートディレクターに迎え立ち上げた新ブランドto:alla(トアラ)。世の中の社会課題のリサーチから始め、様々な課題が挙がるなか「医療的ケア児」に着目しリサーチを深めていきました。
ニーズの調査をしていくにあたり、アートやデザインによる医療支援を展開するNPO法人チア・アートの協力を経て、インクルーシブデザインの観点から医療的ケア児についての勉強会、WEBアンケート、リードユーザーとの座談会など、調査や幾度ものヒアリングを通し、皆様の声を商品企画の段階からしっかりと組み込んでいきました。
On investigating specific needs on textile products, we collaborated with Specified Nonprofit Corporation Cheer Art, which provides medical support through art and design. From the perspective of inclusive design, we conducted study sessions on children with medical needs, web surveys and numerous interviews, including round-table discussions, to incorporate users´ opinions from the product planning stage.